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紅白
こちらはベニウスタケ。
beniusu (1).JPG
beniusu (2).JPG
2014年8月、各務原市の某所での観察会にて遭遇。

ベニ「ウスタケ」とあるが
標準和名ウスタケ(→こちら)とはかなり外見が違う。
ウスタケに比べて華奢で小さく、アンズタケぽい(→こちら)。
実際に分類学的にもアンズタケに近い。
そんなキノコに何故「ウスタケ」と付けたのだろうかなぁ。
まぁ、何かのタイミングで、とか色々あるのだろうなぁ。

で、ベニウスタケは、その名の通り紅色が特徴なのだが
上掲画像の個体は橙色だ。
ベニウスタケを掲載している図鑑はかなり少ないのだが
掲載画像は紅色の物ばかり。
だが、webで画像検索をすると橙色の個体が結構出て来る。
なので、橙色の個体と言うのは実は珍しくない様だ。
紅色の個体と、橙色の個体がDNA的に同種なのかどうかは
当方には勿論判らないのだが。

こちらは同じフィールドにあった別の個体。
こちらはちゃんと紅色だ。
beniusu (3).JPG
beniusu (4).JPG
シワヒダもはっきり見える。
綺麗な赤色は薄暗い森の中でも良く目立つ。

因みに、ベニウスタケは食キノコとの事。
だが、大きくない上に華奢なキノコなので
これだけを食べる為に収穫するのはかなり大変そうだ。
料理の仕上げに散らして色を添える程度にしか
利用出来無いのでは無いだろうかなぁ。


と、こちらに見慣れない白いキノコが。
beniusu (5).JPG
この手のキノコで言うと
ユキラッパタケ(→こちら)か
オトメノカサ(→こちら)かと一瞬思ったのだが
ちょっと様子が違う。
見た感じ、ベニウスタケそっくりだなぁ。
だが、ベニウスタケの近縁種で
こんなに白いのがあるのかなぁ。

この場所をフィールドにしているA氏によると
これはベニウスタケのアルビノ(先天性色素欠乏による白化個体)
では無いだろうか、との事。
成る程、確かにその様に見える。
この場所ではちょいちょい遭遇する由。

色々な動植物、菌類にアルビノがある、とは聞くし
良くニュースで目にもするのだが(→こちら
実物に遭遇するのはこれが生まれて初めてだ。
いや、これはめでたい!

と、こちらでは紅色と白色の個体が
混在しているでは無いか。
beniusu (6).JPG
やはりこれはベニウスタケのアルビノで良い様だ。
アルビノ自体が珍しいのに
それが混在しているとは、これまた珍しい。
ただでさえ珍しいのに、それが紅白だ。
いや、これはめでたい。
貴重珍重吉祥瑞祥。
善哉々々。

なので今年最初に記事にて取り上げた次第♪




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| アンズタケ科 | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
乙姫?
画像は2005/09/07、東大阪市内にて撮影したキノコ。
薄紫色をしたアンズタケの仲間だ。

ちょっとピンボケなのが残念……(-_-;)

雨上がりだったので泥はねが酷い。

一見、ヒダの様だが、実はシワが深くなった状態の物。


それがアンズタケの仲間の大きな特徴だ。

この場所にはアンズタケモドキが時々発生していた。
なので、当初はアンズタケモドキの色彩変異なのかなぁ、と考えたのだが
そう決め付けるにはあまりに無理がある。
どうも良く判らないなぁ……
当時、色々調べてみたのだが、それらしい情報は得られなかった。
何となく気にしつつ、結局そのままにしてしまっていた。

そして、3年後の今年。
8月末に発行された『いきなりきのこ採り名人』と言う本を
つい最近、どんな本なんだろう、買うべきか、どうしようかなぁ……と
本屋で立ち読みしていてびっくりした。
21世紀になって名前が登録された新種キノコのコーナーに
当方が撮影した画像のキノコとそっくりな物が掲載されていたのだ。

そのキノコはオトヒメアンズタケと名付けられた、との事。
こちらのサイトに、本に掲載された画像と同じ物がUPされている(→こちら)。

「オトヒメアンズタケ」でwebを検索すると
兵庫と神奈川で、それと思われるキノコの採取例が記録されていた。
発生例は多くないが、日本各地に分布している様だ。
成る程、コイツはオトヒメアンズタケだったのかー
3年間放ったらかしだったが、名前が判明して良かったよ。
それにしても風流な名前だなぁ……

ただ、上記のリンク先に書いてある通り、
オトヒメアンズタケとされた Cantharellus atrolilacinus は
かなり色合いが違っている(→こちら)。
また、当方の画像の個体は、傘だけで無く柄も紫色だ。

オトヒメアンズタケが本当に Cantharellus atrolilacinus なのか、
当方の画像の個体が本当にオトヒメアンズタケなのか、
興味が尽きない。
そして今後この薄紫色のアンズタケに出逢えるかどうか、
それもとても楽しみだ。
次回出逢えた時は、もっとちゃんとした画像に収めたい物だ。


因みに、『いきなりきのこ採り名人』は、
立ち読みで終わらせず、ちゃんと買いましたw


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| アンズタケ科 | 01:00 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
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