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黒の鬩ぎ合い
こちらの画像は東大阪市内の山裾の
放置された丸太に背着して広がっていた物。
2007/10/16に撮影。

ぱっと見、樹皮の模様に見えてしまうが
良く見たら、何かの菌類と思しき物だった。

こちらの画像も同日、すぐ近くの場所で撮影した物。

1枚目の画像の物が同じ物なのかどうか、
それとも別種なのかは肉眼では判断不能。
当初、周縁部の様子が違っていたので別種の様に思ったが
樹種による差異なのかも知れない。
そもそも種名も判らないし……

こちらの画像も同じ場所の枯れ枝上に広がっていた物。
2007/10/29に撮影。

黒い何かが小判型に点在している。
1枚目、2枚目の画像の物と別種だとは思うが
これも何と言う種名だかさっぱり判らない。

こちらの画像も同じ場所で2007/10/22に撮影した物。

これも3枚目画像の物と違うと言えば違って見えるので
別種なのかも知れないが、
同種の個体差なのかも知れない。
詳細は不明。

こちらの画像中央はクロハナビラタケ。
その周辺にはカタツブタケか、
その近縁種と思われる子実体が点在している。
1枚目の物と同じ枯木の別の場所に発生していた物で
同日に撮影。

カタツブタケについては前回の日記でも触れた。

基物全体が黒くなっているのはカタツブタケ?の菌糸なのだろうか。
ただ、必ずしもカタツブタケ?の生えている範囲と
黒くなっている部分がシンクロしていない様でもあるので
全く別の物なのかも知れない。
そもそも菌糸かどうかも判らないし。

こちらの画像左はクロコブタケ。
こちらも2007/10/16、近くの場所で撮影。

クロコブタケについても前回の日記でも触れた。

こちらの画像は、先ほどのクロコブタケの
生えている枯木の少し上の場所。
クロコブタケがかなり密集していて全体が繋がりかけている。

そして、その上を別の黒い菌が覆いかぶさって
クロコブタケがすっかり侵略されてしまっている。


遠目で見ていた時は、クロカビの仲間かと思った。
クロコブタケを覆うクロカビ!
これは面白い絵だなぁ、と思って、
試しに触ってみたら意外にもとても硬かった。
黒い胞子が指に付くかな、と思ったら
全く何も付かなかった。
これはカビの感触では無い。
何か別の菌類の様だ。
クロコブタケに寄生する種類の菌なのか、
それともクロコブタケ同様、枯れ木に発生する何かの菌が
たまたまこうなってしまったのか、
当方には全く判らない……


画像は全て、同じ山道の道々にあった。
撮影した日が多少違うのは
その時々で探索範囲を少し変えた為で
全て同日、その場所には存在していた物。

この場所では様々な黒い菌達が
この様な鬩ぎ合いを、日々続けている訳なのだなぁ……


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| 複数 | 10:16 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
↓の地層みたいなのや、黒いボツボツ、すごいですね。
子供の頃は気持ち悪くて直視できませんでしたが、今は見てみたいです。
| nona | 2008/02/23 1:15 AM |

>>nonaさん
有難う御座居ますー

当方も以前は全然目が行かなかったのですが
最近はこの手のにばっかり目が行ってしまいます。
でも、顕微鏡が無いので結局何も判らないのです……w
| まねき屋 | 2008/02/25 9:33 AM |
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