2008.09.27 Saturday
白いキノコ 白いきのこ
こうやってキノコblogを書いていると
色々な方が見に来て下さる。
中には語句検索でこのblogを見付けて来て下さる方も居る。
どんな語句で検索してこのblogが引っ掛かったのかを
アクセス解析で見るのも中々に楽しかったりするw
で、最近急に増えたのが「白いきのこ」「白いキノコ」と言う語句。
想像するに、自宅の庭や近所の原っぱ等に
何か白いキノコが生えていて、
それが何なのか判らないので検索していたのだろう。
検索してでも正体を知りたくなる、とすると
それは結構大きなキノコなのだろう。
そう言うキノコには幾つか思い当たる物がある。
なので、今回は以下にそれを列挙してみる。
こちらはオオシロカラカサタケ。
この画像の物で傘径8cm程だったか。
当方が見た範囲では10cm程度の物が多いが
大きな物では30cmになる事もあるらしい。
元々南方系のキノコで、
近年温暖化と共に生息域を北上させているキノコとの事。
庭や公園の植え込み、道路脇等に良く発生しているのを見る。
近縁種が幾つかあり、それとの判別が難しい個体もあるが
オオシロカラカサタケは成熟すると
ヒダが緑色になるのでそれと判る。
これは他のキノコには無い大きな特徴だ。
こちらはドクカラカサタケ。
先のオオシロカラカサタケと似た外見だが
こちらはヒダが緑色にはならない。
またこちらは大きくても傘径が10cmとの事。
画像の個体は7〜8cmだった。
こちらはシロオオハラタケ。
この個体で傘径12〜3cm。大きな物は20cmにもなる由。
やや古い個体の為、全体に薄茶色になってしまっているが
新鮮な個体では、全体が綺麗な白色である(→こちら)。
こちらはカラカサタケ。
傘径が最大20cmにもなり、柄も20〜30cmもある為、
発生すると新聞の地方欄ネタになる事もある。
この個体も傘径16〜7cmはあった。
カラカサタケは傘がやや褐色を帯びているので
「白いキノコ」には当て嵌まらないかも知れないが
近縁種のマントカラカサタケはかなり白い種類だ(→こちら)。
こちらはシロハツモドキ。
当方の住んでいる名古屋市東部では発生の多い種類だ。
この画像の大きな個体で傘径12〜3cm程。
だが、シロハツモドキが分類されているベニタケ科には
似た種類が幾つもあり、
外見だけでは判断出来無い場合が少なくない。
こちらはシロオニタケ。
傘径20cmにもなる、堂々としたキノコ。
これも名古屋市東部では割と発生している。
ただ、あまり庭先等には発生しないかも知れない。
こちらはドクツルタケ。
透明感のある白さとツバとツボ、
そして柄のササクレが特徴的なキノコ。
この個体で傘径7cm程。この種としては小さい方らしい。
これもどちらかと言えば、庭先には発生しないかも……
以上、比較的発生の多いと思われる、
大きな白いキノコを幾つか列挙してみました。
お探しのキノコがこの中にあれば幸いです(^−^)
色々な方が見に来て下さる。
中には語句検索でこのblogを見付けて来て下さる方も居る。
どんな語句で検索してこのblogが引っ掛かったのかを
アクセス解析で見るのも中々に楽しかったりするw
で、最近急に増えたのが「白いきのこ」「白いキノコ」と言う語句。
想像するに、自宅の庭や近所の原っぱ等に
何か白いキノコが生えていて、
それが何なのか判らないので検索していたのだろう。
検索してでも正体を知りたくなる、とすると
それは結構大きなキノコなのだろう。
そう言うキノコには幾つか思い当たる物がある。
なので、今回は以下にそれを列挙してみる。
こちらはオオシロカラカサタケ。
この画像の物で傘径8cm程だったか。
当方が見た範囲では10cm程度の物が多いが
大きな物では30cmになる事もあるらしい。
元々南方系のキノコで、
近年温暖化と共に生息域を北上させているキノコとの事。
庭や公園の植え込み、道路脇等に良く発生しているのを見る。
近縁種が幾つかあり、それとの判別が難しい個体もあるが
オオシロカラカサタケは成熟すると
ヒダが緑色になるのでそれと判る。
これは他のキノコには無い大きな特徴だ。
こちらはドクカラカサタケ。
先のオオシロカラカサタケと似た外見だが
こちらはヒダが緑色にはならない。
またこちらは大きくても傘径が10cmとの事。
画像の個体は7〜8cmだった。
こちらはシロオオハラタケ。
この個体で傘径12〜3cm。大きな物は20cmにもなる由。
やや古い個体の為、全体に薄茶色になってしまっているが
新鮮な個体では、全体が綺麗な白色である(→こちら)。
こちらはカラカサタケ。
傘径が最大20cmにもなり、柄も20〜30cmもある為、
発生すると新聞の地方欄ネタになる事もある。
この個体も傘径16〜7cmはあった。
カラカサタケは傘がやや褐色を帯びているので
「白いキノコ」には当て嵌まらないかも知れないが
近縁種のマントカラカサタケはかなり白い種類だ(→こちら)。
こちらはシロハツモドキ。
当方の住んでいる名古屋市東部では発生の多い種類だ。
この画像の大きな個体で傘径12〜3cm程。
だが、シロハツモドキが分類されているベニタケ科には
似た種類が幾つもあり、
外見だけでは判断出来無い場合が少なくない。
こちらはシロオニタケ。
傘径20cmにもなる、堂々としたキノコ。
これも名古屋市東部では割と発生している。
ただ、あまり庭先等には発生しないかも知れない。
こちらはドクツルタケ。
透明感のある白さとツバとツボ、
そして柄のササクレが特徴的なキノコ。
この個体で傘径7cm程。この種としては小さい方らしい。
これもどちらかと言えば、庭先には発生しないかも……
以上、比較的発生の多いと思われる、
大きな白いキノコを幾つか列挙してみました。
お探しのキノコがこの中にあれば幸いです(^−^)