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2014名古屋アミガサタケ事情
JUGEMテーマ:趣味

と言う訳で名古屋にもアミガサタケの季節が来た。
今年は桜の時期に良い感じで雨も降ったので
かなり期待してシロ巡りをした。

何時ものシロA。
期待して行ったのだが、
最初に見た日には全く生えていなかった。
後日再度訪れた所、やっと数本を発見。
amigasa2014-itB-1.JPG
amigasa2014-itA-3.JPG
この場所は周辺の樹木が2本伐られていた。
当方の目にはほんの少しの変化にしか見えないのだが
アミガサ的には致命的な環境変化だったのだろうか。
今後、回復する事を切望する限り。

近くにはこんな個体が。
amigasa2014-itB-2.JPG
柄が異様に太かった。
単なる異常発育なのか、
本来は2本になる筈だった物が融合してしまったのかは不明。


続いてシロB。
こちらは例年安定的に発生する場所だったのだが
今年は妙に少なく、去年の半分以下だった。
amigasa2014-ke-3.JPG
amigasa2014-ke-2.JPG
amigasa2014-ke-1.JPG
それでも何とか収穫はあった。

そしてこのシロは「マガリアミガサタケ」の
安定的発生地点でもある。
今年はそれも殆ど無かったのだが
1本だけ妙に歪んだ個体があった。
amigasa2014-ke-4.JPG
amigasa2014-ke-5.JPG
あまりに歪み過ぎていて
画像にその歪み具合を写しきれなかった。
何がどうなってこんな歪み方をしたのだろうかなぁ。
成長過程を考えると不思議でならない。


そしてシロC。
此処は昨年は結構な発生があったのだが
今年はとても少なかった。
周囲の笹薮が刈り払われてしまった影響なのだろうなぁ。
amigasa2014-itA-1.JPG
amigasa2014-he-4.JPG
amigasa2014-he-2.JPG
amigasa2014-he-1.JPG
それでも何とか収穫はあったので良しとせねば。
来年はどうかなぁ。
ちょっと不安。


そしてシロD
此処もとても発生が少なかった。
amigasa2014-ni-2.JPG
amigasa2014-ni-1.JPG
収穫出来たのはこの2本だけ。

にしても、このシロのアミガサは
傘部分と柄部分のバランスがおかしい。
上画像の個体が顕著だが、
傘部分に比べて柄が異様に大きいのだ。
因みにこちら↓は昨年発生していた個体。
amigasa-nittai-2.JPG
とにかく妙に柄がデカイ。
アシブトアミガサタケと言う
標準和名を持つアミガサタケは既にあるので
「アシデカアミガサタケ」とでも言うべきか。


こちらはシロE。
発生坪が枯葉に完全に埋め尽くされていた。
amigasa2014-mk.JPG
これは自然に堆積したのではない。
一帯の落ち葉を此処に集積した様だ。
此処はちょっとした窪地だったので
20儖幣紊和論僂靴討い詒Δ澄
このシロの個体はトウモロコシの様で
ちょっと独特の形だったのだが
これではアミガサの発生は望めない。

因みに、こちら↓は昨年発生した物。
amigasa-makino-3.JPG
傘部分が円筒形で長く、網目が緻密なので
トウモロコシぽく見える。
名古屋特産?の「コーンアミガサタケ」の
発生坪が消滅してしまっては残念だ。
来年は発生して欲しいなぁ。


それにしても今年は何処のシロも発生量が少ない。
雨もそれなりに降ったと思うのだけどなぁ。
今年の名古屋東部は裏年なのかなぁ。
どのシロも誰かに先を越された訳では無いと思いたい。


そんな中、今年新たに見付けたシロF。
イキナリこんな大型の個体に遭遇したのでビックリ!
amigasa2014-jnA-1.JPG
amigasa2014-jnA-2.JPG
しかも周囲には残骸状態の大きな個体が幾つも。
この場所は大型の個体が密生する場所だったのだなぁ。

実はこの場所。
以前から目を付けていた場所だったのだ。
それが今年初めての遭遇。
狙いが当たって嬉しかった。
とは言え、この個体が発生していたのは
当方が目を付けていた場所の隣の空き地。
ピンポイントで当たった訳では無いのがちょっと悔しい。

それでも新たなシロを発見した訳で
シメシメ、とバイクで帰途に就こうとした所、
道の脇にアミガサを発見!
これ↓が
amigasa2014-jnB-1.JPG
amigasa2014-jnB-2.JPG
に生えていたのだ。

びっくりして周囲を探したら
植え込みの中に多数のアミガサを発見。
amigasa2014-jnB-3.JPG

こんな形の個体が幾つかあった。
amigasa2014-jnB7.JPG
昨年、シロEに発生していた個体に形が似ている。
より鈍頭なのは個体差なのか、そう言う系統なのか。
柄もやや太目かな。

で、結構な収穫があった。
amigasa2014-jnB-5.JPG

此処にもあった「マガリアミガサタケ」。
amigasa2014-jnB-4.JPG
此処まで来ると、マガリと言うより
「オジギアミガサタケ」と言うべきかw

この場所は、ついさっきの
新たなシロ発見!となった場所のすぐ近く。
先程のシロは、元々目を付けていた場所の奥、
とでも言うべき場所で
こちらは元々目を付けていた場所の手前、と言った所。
奥と手前で、何でそう言う風に
ピンポイントから少しズレるのかなぁ……
悔しいw

それにしても、1本のアミガサが
斜面に突き出ていたので気付いたのだが
この場所は何年にもわたり、何度も通っていたのだ。
こんなに素晴らしいシロなのに
今迄気付かずに通り過ぎてしまっていたのだとしたら
実に悔しいなぁ。
それとも、たまたま今年はこの場所が当たり年だったのだろうか。
経過観察が必要だ。
来年が楽しみだなぁ。


更に、新たに発見したシロG。
小ぶりのアミガサが数本出ていた。
amigasa2014-ch-2.JPG
amigasa2014-ch-1.JPG
形と言い、色合いと言い
チブル星人シーボーズ、もしくは吹雪饅頭を連想させるなぁ。

この場所は桜とイチョウがあり
適度に日陰で土壌水分も十分、と
その点だけを見ると実にアミガサ的な場所なのだが
実はあまり期待はしていなかった。
と言うのも、この場所にはスギナが多く生えていたからだ。

アミガサはアルカリ性土壌を好む、と言う。
それに対し、スギナは酸性土壌を好む、と言うのだ。
なので、アミガサハンターの間では
スギナの生えている場所には
アミガサタケは生えない、と言われているのだ
なので、この場所にアミガサタケは
期待出来無い事になる。

とは言え、「絶対!」と言う訳では無いだろうから
ぬるく期待をしていたのだが
今年になって初めてこの場所での発生を確認した。

画像では判り難いが、アミガサ発生地点のすぐ傍に
スギナが生えている。

このタイプのアミガサタケは
スギナの生える様な土質にも発生出来る種類なのかもなぁ。

ただ、スギナと土質の関係には諸説あり
実は酸性土壌とは関係無いのだ、とも言う。
そうなると上記の話もあやふやになってしまうなぁ。
ひょっとしたら酸性アルカリ性関係無く、
スギナの生える土壌はアミガサタケに向いていない、
もしくはスギナが放出する何らかの物質が
アミガサタケを排除しているのかも知れない。
上の画像でもスギナとアミガサタケは隣接しているだけだ。
今後、スギナが勢力を拡大すると
アミガサタケは発生しなくなってしまうのかもなぁ。
この場所も要経過観察だ。
とても小さな個体ばかりで、本数も少ない為、収穫はせず。
あくまでも観賞用シロかな。


そんなこんなで今年収穫出来た中から
特徴が違って見える個体を並べてみた。
amigasa2014.JPG
各々、別種として分類される物なのかもなぁ。
名古屋特産の種類もあるかもね。
顕微鏡もDNA解析機も持ち合わせていない当方には
勿論判らないが。
因みに、シロGの個体は明らかに別種と思われるが
食用として収穫しなかったので此処には無し。
此処に並べても小さ過ぎて良く判らないだろうし。

それはともかく、今年もネグラマーロへのお裾分けが
出来たのは良かった。
osswk2014.JPG
最近、各所で評判のネグラマーロへ
皆様も是非ドゾー(・∀・)つこちら


今年は友人にもお裾分けをし、
残りの一部を生で調理。
coock2014-1.JPG

ポテトグラタンにしてみた。
coock2014-2.JPG
ワインに合って(゚д゚)ウマー


今年は新たなシロの発見もあって
何とか例年並みの収量を確保出来て良かった。
勿論今後も新たなシロ探しは継続する予定。
それと共に、各所の経過観察も続行。
スギナとの攻め合いも見届けたいしなぁ。

今から来年の春が楽しみだ(^−^)


 
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| 子嚢菌類 | 00:07 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
こんにちは。

収穫量の変動はあれど毎年スゴイですね!

近年は地元・岸和田では全く見つけられずでトホホ状態です…
アミガサはアルカリ性の土壌を好むのですか。今まで出ていたところもさっぱり出なくなったので、何か変わってしまったのかもしれません。

ひょっとしたら知らない間にキノコ猛者が来てゲットされてるのかもしれませんが…

今後も年一回の定点観測+α楽しみにしております♪
| だんきち | 2014/04/29 11:18 AM |

>>だんきちさん
有難う御座居ますー

実はシロの一つには数年前に石灰を撒いてみたのですが
発生が減ってしまったのはその所為かも知れません……
矢張り、そう簡単な話では無いのでしょうね(^ω^;)

キノコは奥深いです……
| まねき屋 | 2014/05/03 1:26 AM |
以前、我が家の庭にも少し発生していたのですが、この数年出なくなりました。私もその情報を得ていたので石灰を撒いてみたら今年は1本生えました。ただ明らかに酸性土壌と思われる場所でも見たことがあるので何か別の要因もからんでいるように思います。
| gorosuke | 2014/05/17 10:17 PM |

>>gorosukeさん
ご自宅にアミガサタケが生えるなんて羨ましい限りです。

発生条件、矢張り色々ありそうですね。
他のシロでも増産を目指して石灰を撒いてみたいのですが
逆効果になったら元も子も無いので、中々実行出来ません。

また、木灰を撒いた場所もあるのですが、
その場所は周辺の木が伐り払われてしまって、
効果を確認する事は出来ませんでした・・・・・・
| まねき屋 | 2014/05/21 1:53 AM |
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