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2014名古屋ヤマドリタケモドキ事情
梅雨時はジメジメしてカビが気になったり、
雨で外出が面倒になったりと鬱陶しい物だが
当方はヤマドリタケモドキの事が気になってソワソワしてしまう。
今年も生えて来てくれるだろうか、
果たしてどれくらい生えてくれるのだろうか。
どうしても雨の量が気になってしまうのだ。

6月頃、webの情報によると三重県では中々の豊作だったらしい。
これは嫌でも期待してしまうなぁ。
だが、名古屋では空梅雨だった様で
6月中旬から全くと言って良い程雨が降らなかった。
名古屋の当方のフィールドでの
ヤマドリタケモドキの旬は7月上旬だ。
これではとてもじゃないが生えて来てくれそうも無い。
実際、7月に入ってから発生地を訪れてみたが
ヤマドリタケモドキの影も形も無い。

殆ど雨が降らないままに7月も半ばになり
今年はもうダメなのだろうか、と諦めかけた時に
やっとまとまった雨が降って来た。
例年の旬からは少し外れてしまったが
これで何とか生えて来てくれないかなぁ、と
淡い期待を抱いて現場へ向かう。
すると、あった!
yamadori-1409 (1).JPG
yamadori-1409 (2).JPG
yamadori-1409 (3).JPG
yamadori-1409 (4).JPG
何とか今年も生えて来てくれた!

中には結構開いてる物も。
yamadori-1409 (5).JPG

こちらはシイタケの天白茹(てんぱくどんこ)みたいな個体。
yamadori-1409 (8).JPG
うっかり陽当たりの良い場所に生えてしまった様子。

矢張り旬を外れてしまっている為に数は少ない。
それでも今年もこうやって生えて来てくれたのだ。
早速いそいそと採取する。

だが、ヤマドリタケモドキの発生を待ち侘びて居たのは
当方だけでは無い。
以前にも書いたが、イグチの仲間は発生と共に
キノコムシやキノコバエ等の幼虫の食害に遭う事が多い。
ヤマドリタケモドキもその例に漏れず
食害されていない個体を探すのは難しい程だ。

一見綺麗な個体も
yamadori-1409 (6).JPG

柄の断面を見るとこの通り。
yamadori-1409 (7).JPG
すっかり虫に喰われている。

こちらの個体も
yamadori-1409 (9).JPG

矢張り柄の中はボロボロ。
yamadori-1409 (11).JPG
例年は、発生してから速い内に収穫を済ませれば
食害は柄の一部分だけで済み
その部分を切除すれば食用に出来たのだが
今年は様子が違っていた。

かなり若い個体でも切ってみるとこの通り。
yamadori-1409 (15).JPG
更に柄の部分どころか、傘の方にまで食害が及んでしまっている。
当方の食用に回せる部分が全く無い状態だった。

こんな事態は初めての事だ。
この虫達もヤマドリタケモドキの発生を心待ちにしていたのだろうなぁ。
何時まで経っても発生して来ず、
待ちに待ってやっと発生したから「それ〜〜っ!」とばかりに
産卵・孵化して一斉に食べているのだろうなぁ。

その傾向はアカヤマドリで更に顕著だった。
森の中には某企業のキャラクターみたいな
発生したばかりの幼菌が幾つかあった。
akayama-1409 (3).JPG
akayama-1409 (2).JPG

普段の年だったら十分に食用になる状態なのだが
akayama-1409 (1).JPG
切ってみると中身はすっかりボロボロだ。
特に柄の部分は人間の食べられる部分は皆無だった。
akayama-1409 (4).JPG
切った瞬間、中から小さな蛆虫が
次々に出て来るのが何ともグロかった。
(∩;゚皿゚)ヒイィィィッッッ!

因みに、動画で見るとこんな感じ。
かなりグロいので、ご覧の際にはご注意をw

これでも切ってから暫く経ってからの映像。
切った直後は更に凄かったw


それにしても、虫にしてみたら良い迷惑だよなぁ。
やっと生育環境が整った、と思ったら
急に人間がやって来て、いきなりカッターで住処を壊すんだもんなぁ。
そりゃぁ、慌てふためいて外に逃げ出しもする、てもんだ。
外に逃げたヤツは、その環境の激変に対応出来無いだろうから
多分もう成長出来ずに死んでしまうのだろうなぁ。
それこそ丸裸で外に放り出されてしまったのだもんなぁ。
すぐに死ななくてもアリや他の物に食べられてしまうだろうし。
いや、申し訳無い事してしまった。
と、一応反省はしてみる。


そんなこんなで、何とかこれだけ収穫。
yamadori-1409 (12).JPG

だが、中身は虫食いだらけの物ばかりだった。
取り敢えず、使える部分だけスライスした所、
収量は結局元の1/2程度に。
yamadori-1409 (13).JPG

それを天日乾燥。
yamadori-1409 (14).JPG
これで当面の用には対応出来るだろう。

来年は虫の安住の地を必要以上に奪わないで済むくらいには
もう少し沢山生えて来てほしい物だなぁ。


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| イグチ科 | 00:14 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
待ってました〜 ヤマドリタケ!!  モドキ(#^^#)


こちらはもうそろそろヤマドリタケが出ている頃かな?という頃なのですが
今年はどうもキノコ採りに行く気持ちになれなくて・・・
やっぱりキノコ虫さんに気兼ねしてるのかな?

10年近く前に コロンコロンしたいい状態のものが沢山採れまして ワクワクしながら帰って来ました
でも柄にナイフを入れると 柔らかい・・・
危惧した通り 今年のまねき屋さんが採って来られたのと同じような状態でした(ノД`)・゜・。

やっぱり  あそこ 行ってみようかな・・・
| yuuko | 2014/09/27 8:14 AM |

>>yuukoさん
ヤマドリタケ&モドキは人間に取ってもキノコムシに取っても
余程美味しいのでしょうねぇ……

来年は「お裾分けを頂く」感覚で採取出来たら良いなぁ、と(^-^)
| まねき屋 | 2014/09/27 12:23 PM |
シンプルな質問をば。
美味しいんですか?
| ポコマム | 2014/09/29 11:11 PM |

>>ポコマムさん
勿論美味しいですよ♪
ヨーロッパではポルチーニやセップの名で大人気のキノコです。
輸入物のスライス乾燥品はパスタ材料コーナーに結構な値段で売られています。

日本種は西洋種に比べると香りは少ないそうですが
十分使えますし、何よりタダで手に入る、と言うのがたまりません(^-^)
| まねき屋 | 2014/09/30 12:11 AM |
随分昔にみたある映画(洋画)を思い出しました。
クリント イーストウッド主演なのですが
彼が森に迷って女ばかりがすむ館にたどりつくのね。
彼女等は親切なの。おいしい料理、きのこがいろいろ
はいった料理(スープだったかな)を作って
毒殺するんです。
ふっと
思いだしました。
なんだか奇妙な映画だったような。
| ポコマム | 2014/10/01 9:38 AM |
たびたび申し訳ありません。
検索したらわかりました。
「白い肌の異常な夜」
すごい題名ですね。
http://movie.walkerplus.com/mv4179/
| ポコマム | 2014/10/01 9:44 AM |

>>ポコマムさん
その映画、噂には聞いてました。
クリント・イーストウッドが毒キノコで、と言う。
何のキノコか、気になりますねー

キノコの種類を見る為だけに
DVDを買うのはちょっとアレですので
深夜にでも放送してくれませんかねー……

そう言えば、深夜の映画放送って最近は滅多に無いですね。
| まねき屋 | 2014/10/01 11:18 AM |
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