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食事中(及び食後)
食欲の秋。
秋はキノコの季節。
鍋物等でキノコを食べる機会も多くなる季節だ。

だが、キノコを食べるのは人間だけでは無い。
ヤマドリタケモドキの記事でも触れたが
キノコを主食にしている昆虫は多い。
また、主食で無くともキノコを食べている生物は他にも居る。
人間に取って毒キノコでも、それらの生物には毒では無い。
猛毒キノコでも平気で食用にしている場合もあるのだ。
そして、それらは「菌食性生物」と一括りにされている。

以下、色々な生物の食事風景をだらだらズラズラと列挙。
尚、秋以外の画像も含まれています。
また、人によっては
グロいと感じられる画像もあるかと思いますので
その点はどうぞお気を付けを。



まずは昆虫。
昆虫の中にはキノコムシ、キノコバエの様に
キノコを専門に食べている一群が居る。
また、ゴミムシダマシ科等の中には
キノコムシに良く似た外見で
キノコを特に好んで食べる一群がある。

こちらは種不明の背着生菌に群がる小さな甲虫。
eating (36).JPG
eating (37).JPG
モンキゴミムシダマシかなぁ。

こちらの画像は以前UPした事がある
ツガサルノコシカケの幼菌。
eating (12).JPG
eating (13).JPG
これもモンキゴミムシダマシでは無いかと。
余談だが、キノコムシの仲間にも
この様に黒字に黄〜赤の星模様を持っている種類がとても多い。
テントウムシにでも擬態しているのかなぁ。
なので、外見だけでは種類を特定するのがとても困難だ。

こちらはシロカイメンタケの幼菌に集まってきた
モンキゴミムシダマシ?の動画。

特に山場もオチもありませんw

こちらも種不明の硬質菌を食べている小さな甲虫。
eating (33).JPG
これは恐らくアカハバビロオオキノコではと。

こちらはマンネンタケに群がる甲虫。
eating (17).JPG
eating (18).JPG
左はナガニジゴミムシダマシ、
右はクロツヤキノコゴミムシダマシだろうか。

こちらは古いクジラタケを
寄ってたかって食い荒らしているルリオオキノコムシ?
eating (7).JPG
他にも古いクジラタケがあったのに
何故かこの個体に集中していた。
何か、集合フェロモンみたいなのを分泌しているのかなぁ。

こちらは某所で見付けたキノコ。
ホコリタケの仲間だろうか???
eating (9).JPG
ホコリタケの仲間は種類が多いが
こんなのは図鑑でも見た事無いなぁ……
eating (10).JPG
試しに切断してみる。
と、断面から乳液が。
これはチチショウロだった様だ。
虫の食害による穴が
ホコリタケの頂孔に見えてしまっていたのだ。
eating (11).JPG
何の昆虫が穴を開けていたのかは不明。
チチショウロの切断時にその昆虫も切断してしまっていた。
右半分の方にその残骸がある。
ごめんよこめんよぉ・・・・・・(∩;゚皿゚)ヒイィィィッッッ!

こちらも以前UPした事のある画像。
eating (34).JPG
eating (35).JPG
赤い小さな幼虫がカワラタケの上に群れている様子。
ずっとハネカクシの仲間と思っていたのだが
どうやらクチキクダアザミウマの幼虫だった模様。

こちらはフタイロベニタケのヒダを食している
ヨトウガの仲間の幼虫(総称:ヨトウムシ)。
eating (15).JPG
eating (16).JPG
恐らくハスモンヨトウの幼虫ではと。
ヨトウムシは多くの野菜を食害する昆虫として
農家や園芸家に良く知られているが
キノコも食するとは思わなかった。
これがどの程度珍しい事象なのかは不明。


続いて、カタツムリやナメクジもキノコを食べている事が多い。

こちらはクサハツモドキ?のヒダを食べているヤマナメクジ。
eating (1).JPG
ヤマナメクジとは山野に生息する日本最大のナメクジ。
体長20僂砲眞する事もあるとの事だが、
画像の個体は5冂度なのでまだまだ子供な様子。

こちらはハイイロカレエダタケ?を食べているナメクジ。
eating (3).JPG
eating (2).JPG
これが本来のナメクジなのか
ヤマナメクジの子供なのかは不明。
体の模様からするとヤマナメクジの子供と推定。
それにしてもガッツリたべているなぁw

こちらは種不明のキノコを食べているカタツムリの仲間。
eating (32).JPG
eating (31).JPG
思い切り首を伸ばして齧り付いている。
それにしても何でこんな姿勢で食べているのだろうかなあ。

こちらはムジナタケ?を食べているカタツムリ。
eating (19).JPG
辺縁部を食べている上の画像のと違って
こちらはイキナリど真ん中部分のみを食べている。
贅沢な食べ方、なのだろうか???

こちらは地面に発生した何かの菌糸を食べているカタツムリ。
eating (28).JPG
何かのキノコの一形態なのか、カビなのかは不明。
因みに、上掲画像のカタツムリは撮影地が東大阪なので
何れも「ギュリキマイマイ」と言う種類かなぁ、と推定しているが
陸棲貝類は地域差個体差が大きいので分類がとても困難。
キノコだけでも一杯一杯なので、これ以上は断念w

こちらはメダケの赤衣病を食べているミスジマイマイ?
eating (21).JPG
メダケの赤衣病の胞子堆は粉状の塊なので
本来はカタツムリが食べる対象では無いのだが
老菌となり、雨水を吸ってふやけてしまったので
食べやすい状態になった様子。

こちらは地面に落下した胞子堆を食べるオカダンゴムシ♀。
eating (20).JPG
ダンゴムシは枯葉を食べる生物だが
この様に菌食する事もある様だ。

上掲画像のキノコ(及び菌糸等)は軟質だったので
そのまま齧り付いていたのだが
硬く締まった菌質の場合は表面だけをこそげ取って食べる事がある。
こちらは種不明のイグチの仲間の食み跡。
eating (29).JPG
eating (30).JPG
色の違いがちょっと判り難いかな。

こちらはヤマドリタケモドキの食み跡。
eating (22).JPG
eating (23).JPG
こちらは色の違いがはっきり判る。
そこから、首を振って食べながら歩いている様子が見て取れる。
食み跡の色が違うのは、こそげ取っている深さの違いかと。
それがカタツムリ(ナメクジ?)の個体差なのか
種類の違いなのかは不明。
色の違いは食べた時間の差では無いか、とのご指摘を頂きました。
確かにその可能性は高いですね。
本文はそのままにしますが、それをお含みの上、お読み下さい。
(10/25追記)


こちらも食べた痕跡のみ。
アミガサタケの発生初期、地面に頭を出した段階で
頂点を食べられてしまった模様。
そのまま成長したのでこんな形状になったのではと。
eating (4).JPG
それにしても綺麗に頂点だけ食べられたもんだなぁ。

こちらは成長後に齧られた状態かと。
eating (5).JPG
下部をほんの少しだけ食べて辞めてしまった様子。

こちらは何故か真ん中を横咥えで食べたみたいな。
eating (6).JPG
カタツムリ(ナメクジ?)の進路を遮る様に
元々こんな風に横倒しで発生していたのだろうなぁ。

こちらも痕跡のみ。
ツチグリの古い個体でカビてしまった物。
ツチグリの本体の粉末の胞子の詰まった袋は
本来はカタツムリ等の食の対象ではないが
古びて湿気を吸い、カビが蔓延した事によって
食べられる状態になったのだろう。
eating (14).JPG
これもちょっと珍しい事象なのではと。


続いて、リス?の食み跡を。

こちらはヤマドリタケモドキ。
前歯の痕跡がはっきりクッキリ!
eating (25).JPG
鋭いノミで削られた跡みたいだ。

傘だけで無く、柄もかなり齧られており
向こうが見える程の穴を開けられている。
eating (26).JPG
リス?に取っても美味しかったのかな?

こちらはタマゴタケ幼菌の食み跡。
eating (24).JPG
頭を出したばかりの幼菌がガッツリ食べられ
まるでザゼンソウ(→こちら)の様になってしまった。

タマゴタケは比較的大きなキノコだ。
この画像の個体で傘径15冂だったか。
eating (8).jpg
齧られた幼菌もこれぐらい大きさになった筈だろうなぁ。
タマゴタケの発生は結構見ているが
この様にリス?に食害された状態のは初めて見た。

フィールドでキノコは沢山見て来たが
この様にリス?に食害されているのは
この2例を含めても数える程しかしか見た事が無い。
因みに、ヤマドリタケモドキもタマゴタケも
人間に取って美味のキノコだ。
同じ哺乳動物なのだから好みは似ているのかもなぁ。
消化器官の構造は共通しているだろうしなぁ。

リス?がキノコを齧った例が多くないのは
木の実などの他の食べ物があるから
わざわざ食べる様な物では無いのかなぁ。
この時はたまたま食料が少なかったので
仕方無しに食べたのだろうか。
ひょっとしたら、犬や猫がたまに草を食べるみたいに
薬食いみたいな物だったのかも知れないなぁ。



さて、今日はキノコ鍋でもしようかな♪


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| - | 11:41 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
私も食べられたらしいキノコをよく見かけますが 食べたいキノコだったら チッ!とばかりに目をそむけてしまうので撮ったことはなかったです
これからはまねき屋さんを見習って ちゃんと記録しておこう

クチキクダアザミウマという虫はよくキノコの中から出てくるあれかしら?
拝見しているとそれぞれに好みのキノコが違うようですね

昆虫じゃなくて 白くて小さな芋虫状のものは何かの幼虫でしょうか?
キノコの中に住んでいて中からキノコをボロボロにしてしまいますね
あれはキノコの種類によって形や大きさが違うようですね
| yuuko | 2014/10/25 5:46 PM |
mixiではお世話になっております、いつでも裸のシオと申します。
普段はきのこしか興味ないので、虫食いキノコを見るとコンチキショーと思いますが、こうやって色々な生物のお食事になっているのをみるとなかなか楽しいですね!!
| シオ | 2014/10/25 7:38 PM |
 
>>yuukoさん
クチキクダアザミウマはこの画像の時以外、まだ遭遇した事が無いのですねー
今回、たまたま良く似た画像を見付けたので名前が判った次第です。
なので、生態も何も知らないのです。
軟質のキノコからも出て来るのですか?

「白くて小さな芋虫状のもの」はキノコバエの幼虫だと思います。
キノコバエも種類が多いので、
大きさの違いは種類の違いだと思います。

同じイグチの仲間でも虫に喰われていない種類もありますよね。
キノコバエ、キノコムシ、ゴミムシダマシそれぞれに
特に好むキノコの種類があると思うのですが
詳しい事は判りません・・・・・・
| まねき屋 | 2014/10/26 12:49 AM |

>>シオさん
blogの方へもお越し頂きまして有難う御座居ます♪

あまり深く考えずに食事中や食後の様子を撮影していたのですが
こうやって纏めて見ると結構面白いかな、と思いまして。
色々撮っておく物だなぁ、と思った次第ですw
| まねき屋 | 2014/10/26 12:56 AM |
あの白い小さな芋虫はキノコバエの幼虫!
あれが生えになるのですね!!
てっきりあのままで人生が終わるのかと思っていました

それからクチキクダアザミウマとよく似た虫が ヌメリスギタケモドキについていて トンネルを掘っているのですが ちゃんと撮ったことがないのではっきりしません
今年は一個も採らなかったけど来年はチェックしてみます&#9996;
| yuuko | 2014/11/02 7:34 AM |
ハエって書いたつもりが 生えになってました(^^ゞ
| yuuko | 2014/11/02 7:35 AM |

>>yuukoさん
何かの記述の受け売りですので断言は出来ませんが
あれはキノコバエの幼虫なのだそうです。

まぁ、飼育して成虫を確認しようとも思いませんが……(^ω^;)
| まねき屋 | 2014/11/13 1:25 PM |
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