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さよなら菌類
私事だが、この度引っ越しをした。
と言っても名古屋市内での移動。
それまでは賃貸ながら一軒家だったのだが
今度は公団住宅の一室だ。
今後、年齢的にどんどん衰えて行く一方なので
これからはこじんまりとした生活をして行こう、と言う事で
築40年の公団の一室に転居する事になったのだ。
ただ、終の家にするからには部屋の造作には拘りたかったので
大幅に改装し、自分達で床壁天井全てペンキ塗りをした。
落ち着いた渋い造りになった筈。

さて、引っ越しとなると
それまで住んでいた地域の菌類ともさよならをする事になる。
庭の様な物はあったし
ガレージは湿度が高く、すぐにカビが生えたりしたが
キノコ的にはあまり恵まれない家だった。

それでもリンゴの赤星病の冬胞子は毎年発生していた。
hikkoshi (1).JPG
hikkoshi (2).JPG
だが、残念ながら近隣から夏胞子を探し出す事は出来無かった。
それだけは心残りだ。


近所の神社のオオミノコフキタケ(コフキサルノコシカケ)。
見に行く度に厚みを増していた。
こちらは最初に遭遇した時の状態。
kofuki-N-080723-2.JPG
こちらは4年後の状態。
hikkoshi (3).JPG
hikkoshi (4).JPG
どこまで厚みを増して行くのか楽しみだった。

だがある日突然こんな状態に。
hikkoshi (5).JPG
神社側の手によって取り去られてしまった様子。
御神木に生えていても「御神菌」にはなれなかったのだなぁ。
残念だ。
取り去られたキノコがどうなったのかも不明。
捨てたり焼却したのだったら欲しかったw


キノコ的には不毛の地だった旧居だが
唯一、旺盛に発生したキノコがこれ。
hikkoshi (6).JPG
hikkoshi (7).JPG
ある年、オリーブの鉢植えに発生したキツネタケの仲間。
こんなに生えたのもこれ一度きりだったけどね。


そして、転居もあと一週間、と迫ったある日。
庭の掃除をしていた所、発見したのがこれ。
hikkoshi (8).JPG
hikkoshi (9).JPG
風雨に撃たれて崩壊してしまった簾を
庭の隅に放置して居た物から生えていた。
とにかくとても小さい。
大きな物でも直径2mmも無い位。
hikkoshi (10).JPG
当方のカメラではこれが精一杯。

これはチャワンタケの仲間(盤菌類)だなぁ。
盤菌類はとても種類が多く、更に外見の似た物が多い。
加えて盤菌類を扱っている図鑑も少なく
扱われていても掲載されている種類も少ない場合が殆どだ。
なので、Discomaniaさんのサイトにお世話になる事に。
その情報量に於いて、このサイトを超える物は無いのではないだろうか。
当方が追い続けている赤団子病の件でも大変お世話になった。
なので盤菌類の事を調べたい時は何時もこのサイトを頼りにしている。

で、絵合わせで調べた所、
Lachnum sp. no.6(シロヒナノチャワンタケ属菌の不明種)と
特徴が良く似ている。
発生する基物も合致しているので
恐らくLachnum sp. no.6、
もしくはその近縁種、と言う事で良いだろう。
※「no.6」はDiscomaniaさんのサイト内での整理番号です
  実際の学名と関連がある訳ではありません


この家での最後のキノコが
初遭遇のシロヒナノチャワンタケ属菌だった訳だなぁ。
キノコ的には恵まれない家だったけど
こうやって人知れず生えていてくれたのだなぁ。
これで本当に「さよなら、この家の菌類」だ。

旧居の菌類とはさよならだが
新居の菌類とはこんにちわをしたい物だ。
新居は庭こそ無いが、緑地公園は近い。
敷地内にはカイヅカイブキはあるので
赤星病の冬胞子にはまた出逢えるかも知れないし。
また新たな菌類との遭遇を楽しみにしたい。



所で、旧居は収納場所もスペースも結構余裕があった。
其処に住んでいた4年の間に
いい気になって膨張増長してしまったキノコ関係の書籍・資料と
キノコの標本の扱いをどうするか苦悶中・・・・・・(;´Д`)



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| 子嚢菌類 | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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