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毒あり 毒無し その2

こちらはシロテングタケ。

shirotengu2016 (1).JPG

shirotengu2016 (2).JPG

転居先の近くの里山に幾つも発生していた。

 

シロテングタケは以前にも記事にしたことがある(→こちら)。
その時にも書いたが
シロテングタケは本州の中北部に多く分布する毒キノコだが
東北北部のごく一部地域で発生する物は無毒の為、食用にされている由。
マツタケの様な香りがするので保存してマツタケの代用品として
正月に吸い物として供されている、との事。

 

名古屋東部はこのシロテングタケに取って

居心地の良い場所の様で頻繁に発生している様子。

更にこの場所は余程合っている環境なのか

とても多くの個体が発生して居た。

shirotengu2016 (5).JPG

 

こちらでは列をなして発生して居た。

shirotengu2016 (7).JPG

shirotengu2016 (8).JPG

大きな菌輪の一部なのかも知れないなぁ。

 

前回も書いたが、シロテングタケの大きな特徴の一つに

放射状に避けたツバの残骸が

傘の周辺にカーテン状に垂れ下がる、と言うのがある。

 

傘が開く前はこの様に全体が覆われているが

shirotengu2016 (3).JPG

 

傘が開くと共に、まず柄から剥がれる様に裂け

shirotengu2016 (6).JPG

 

やがて放射状に裂け始める。

shirotengu2016 (4).JPG

 

そしてこの様に垂れ下がる。

shirotengu-14.JPG

因みに、こちらは前回の記事からの引用。

今回の場所ではタイミングの問題だったのか

個体差なのかは不明だが

この様な状態に垂れ下がっている個体は見られなかった。

 

 

先にも書いたがシロテングタケはマツタケのような香りがする、との事。

前回シロテングタケに遭遇した際に
うっかりその匂いを嗅ぐ事をしていなかった。
その後、良い状態のシロテングタケに遭遇出来なかった為に
匂いの確認をすることが出来ず、悶々としていた。
それが2016年、この場所で状態の良いシロテングタケに遭遇できたのだ。
これで匂いを嗅がずに居れようか。

 

で、その匂い。
いわゆる菌臭では無い、揮発的な香り。
マツタケの芳香臭に確かに似ている。

これで毒キノコで無いのなら
マツタケの代用品にするのは当然と言えるだろう。

 

所で当方、マツタケにそれ程思い入れは無い。

マツタケの芳香にも特別な感情は無い。

実を言うと「良い香り」とは思えないのだ。

欧米人からするとマツタケの芳香は「靴下のすえたニオイ」と感じる由。

当方は其処までの臭気とは感じないが

その表現に「あぁ、成程」と納得は出来る。

当方は見た目は完全な日本人のオッサンだが

嗅覚に関しては欧米人的なのかも知れないw

なので、マツタケの芳香が好きで堪らない人からしたら

シロテングタケのニオイは「マツタケと全然違うやんけ!」

となるかも知れないが

あくまでも当方には「同じ方向性の臭気」と感じられた次第。

ただ、北東北の産地のシロテングタケはもっと強烈なニオイらしい。

前回の記事でも紹介したサイトに

その辺りの事が詳細に書かれている(→こちら)。

このニオイの違いは種類が違う事による差異なのか

地域差もしくは個体差なのかは不明。

 

さて、北東北ではこのキノコを塩蔵保存し

塩抜きして正月の吸い物に供する、との事だが
それでは塩抜きしてから調理する際に
かなり香りが抜けてしまうだろう。
なので当方は水煮にする事にした。

 

手頃な物を収獲。

shirotengu2016 (9).JPG

 

柄の部分を接写。

shirotengu2016 (10).JPG

この見た目も何となくマツタケぽいかも。

 

泥の付いた表皮を剥いてみる。

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白色が綺麗。

 

輪切りにしてみるとこんな様子。

shirotengu2016 (12).JPG

かなり虫に喰われている。

シロテングタケは虫に取って美味しいキノコの様子。

うーむ、これでは使えないなぁ。

 

仕方無いので傘の部分のみを使う事に。

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暫く煮立たせる。

shirotengu2016 (14).JPG

 

火が通ると色合いが変わった。

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手頃な空き瓶に入れ、水煮の瓶詰めの完成。

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これなら香りはそれなりに保存される筈だ。

 

さて、このシロテングタケ。
先にも書いたが無毒なのが確認されているのは北東北の一部のみで
それ以外の場所で発生している物は死亡例のある猛毒キノコとの事。
名古屋で発生している物も猛毒である可能性は高い。


だが、恐らくそれを実際に確認した人はいないと思われる。
だから無毒で食べられる可能性も否定できない。

マツタケの気分が味わえるこのキノコ。
先にも書いたが当方はマツタケに特に思い入れは無いので
その香りを味わいたいとはそんなに思わない。
なので、どなたかこれを試食していただけないだろうか。
これが当たり(中り)でも外れでも
菌学の貴重なデータになる事は間違い無し!


ご希望の方にこの瓶詰めを進呈しますので是非ご一報を。

 


 
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| テングタケ科 | 00:05 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
うーむむむ・・・(´-ω-)

どうすべえか
当たってみたいような中りたくないような・・・
| yuuko | 2017/01/31 8:14 AM |
なんち、おとろしいことを!
| ポコマム | 2017/02/01 2:09 PM |
自分で喰えば、またブログネタになるぢゃんw


ぢゃ、来月の記事が更新されることを楽しみにしていますから♪


更新がなければ……(-人-;)ナムーって事だしw







すげー楽しみだ♪


| きのこ堂 ちば! | 2017/02/02 12:53 AM |

>>yuukoさん
今の所、北海道では発生が確認されていないキノコですので
その点でも珍しい体験が出来るのではとw
| まねき屋 | 2017/02/02 1:56 AM |

>>ポコマムさん
こう言うのもキノコの楽しみの一つですよ( ̄∀ ̄)
| まねき屋 | 2017/02/02 1:57 AM |

>>きのこ堂さん
中ったらblogを書けなくなってしまうから
ネタになり様が無いじゃないか!!
(`Д´)=3プンスカ
| まねき屋 | 2017/02/02 1:57 AM |
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