CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< 赤富士 | main |
新たな食材? その4

こちらはコガネキヌカラカサタケ。

kgnknkrkstk190228 (15).JPG

 

当方の住んでいる公団住宅の植栽部分に発生して居た。

kgnknkrkstk190228 (16).JPG

kgnknkrkstk190228 (14).JPG

コガネキヌカラカサタケは暖かい〜暑い時期に

肥沃な場所に発生する種類のキノコだ。

 

コガネキヌカラカサタケについては

以前にも記事にした事がある(→こちら)。

その時にも書いたがコガネキヌカラカサタケは

鉢植えやプランター等に発生して居る事が多い。

室内に置かれた鉢植え等から突然発生する事が多く

およそキノコらしくないレモンイエローである為に

キノコ好きでない人を驚かせたり怖がらせたりで

毎年少なからずSNSを賑わせている(Googleの画像検索→こちら)。

 

当方も昨年、幹線道路脇のプランターで遭遇した。

kgnknkrkstk190228 (17).JPG

kgnknkrkstk190228 (18).JPG

性能の悪い携帯でしか撮影出来無かったのが残念・・・・・・

 

コガネキヌカラカサタケは元々南方系のキノコ、との事。

それが輸入された植物や樹木と共にやって来た、と言われている。

恐らくそれ以外にも園芸用の土に胞子が混入していた例もあるのだろう。

園芸用の土には色々な材料が使われているが

その中に輸入された堆肥等が多数含まれていると言う。

それにコガネキヌカラカサタケの胞子が付着していたのだろう。

園芸用の土や堆肥を使った鉢植えやプランターからの発生が多いのは

その傍証になるのではないだろうか。

 

こちらは前回の記事の画像。

kgnknkrkstk190228 (2).JPG

kgnknkrkstk190228 (1).JPG

多分この鉢植えにも園芸用の土が使われていたのだろう。

 

当方も当初、鉢植えかプランターでしか

コガネキヌカラカサタケに遭遇して居なかったのだが

段々にそれ以外の場所でも見かける様になって来た。

鉢植えやプランターから屋外に勢力範囲を広げた模様。

それだけ日本の屋外も、この南方系キノコが

発生しやすい環境になった、と言う事なのだろう。

 

以前、当方はこんな場所でもコガネキヌカラカサタケに遭遇した。

kgnknkrkstk190228 (10).JPG

割と車の走行の多い道路沿いの大きな切り株だ。

 

切り株に生えてはいるが

コガネキヌカラカサタケがこの切り株を腐朽させているのでは無く

腐朽して来た樹皮の部分にコガネキヌカラカサタケが発生したのだろう。

 

園芸用の土にはバーク堆肥と言う物が良く使われている。

バーク堆肥とは砕いた樹皮を発酵させて作った堆肥の事で

伐採木を加工した際に産業廃棄物として大量に排出される樹皮の

再利用として生産が始まった物、との事。

同じ植物由来の堆肥である腐葉土に比べると

分解が遅い為に遅効性の肥料として使用される由。

園芸用の土は養分の分解をバランス良くする為に

腐葉土とバーク堆肥を上手く配合しているのだとか。

 

所で聞いた話では熱帯亜熱帯では、雨季は名の通り雨が多い為に

土壌の有機物が流されやすいのだと言う。

そう言う環境では分解の遅い樹皮の養分の方が

土壌内の割合的には多くなるのでは無いだろうか。

思うにコガネキヌカラカサタケは

そう言う環境が好きなのかも知れないなぁ。

だからこんな場所に生えるのではと。

kgnknkrkstk190228 (8).JPG

kgnknkrkstk190228 (7).JPG

kgnknkrkstk190228 (6).JPG

kgnknkrkstk190228 (5).JPG

kgnknkrkstk190228 (9).JPG

まだ分解が不十分な樹皮、つまり一般的な腐葉土に比べると

偏った栄養状態の環境に好んで生える、と考えると

こんな場所に発生する事にも納得出来る。

バーク堆肥の含まれた園芸用土の使われている

植え込みやプランターに発生が多いのも

そう言う事なのではないだろうか。

前回の記事で掲載した画像の物も

土と言うより樹皮の塊部分から生えている様に見えるしね。

と、妄想してみたがどうだろう。

全くの見当違いでは無い、当たらずとも遠からずだと思うのだけどなぁ。

 

 

さて前回の記事でも触れたが、このコガネキヌカラカサタケ。

図鑑には「食毒不明」「食用的価値無し」と書かれているが

実はとても美味なキノコとの事。

詳細は『月刊 きのこ人』さんの記事を参照して下さい。

  ・コガネキヌカラカサタケを食べてみた

  ・コガネキヌカラカサタケ料理

曰く「ものすごい強い旨み」「イグチのような独特の風味などはなく、

純然たる旨み成分だけが抜きんでている」との事。

うーむ、これはかなり惹かれるなぁ・・・・・・

 

だが、後に聞いた話では「新鮮な物でないとダメ!」との事。

少し古くなっただけでも途端に不味くなるのだとか。

うーむ、これは難しい。

 

実はコガネキヌカラカサタケは成長がとても早いのだ。

成長が早いと言う事は、枯れるのも早いと言う事。

つまり、新鮮な状態で収穫するのは

タイミングがとても難しい、と言う事になる。

 

実際、我が公団住宅に発生していたコガネキヌカラカサタケも

翌日にはこの状態になってしまっていた。

kgnknkrkstk190228 (12).JPG

kgnknkrkstk190228 (13).JPG

原型を留めない程に萎びてしまっている。

 

こちらは別の日、別の場所で見付けた物。

kgnknkrkstk190228 (3).JPG

kgnknkrkstk190228 (4).JPG

こちらは原形のまま干乾びてしまっている。

 

その場所の環境、その日の天候の関係で

枯れ方が違ったのだろうが

良い状態が長持ちする種類のキノコでは無い様だ。

実際webで見ても、突然発生して多くの人を驚かせた物の

翌日には枯れてしまった、との報告が多い。

 

そうなると、食用に収穫するのは中々大変そうだ。

少なくとも当方の行動範囲では

毎年発生する場所と言うのは把握出来ていない。

何時、何処に発生するのか全く判らないのだ。

発生したての状態に遭遇する奇跡を待つ以外に無いよなぁ。

これはもうキノコヌシ様のご加護を祈るのみ。

どうかよろしくお願い申し上げますです。

(-人-) ナム〜

 

 

マツタケやホンシメジに比べたら

栽培は難しくなさそうだから

何処かのメーカーで栽培してくれないかなぁ。

強烈な旨味、との事だし色合いは可愛い?のだから

売れそうな気がしないでもないし。

同様に、その名の通りに一夜で溶けてしまう為に採り頃の難しかった

ササクレヒトヨタケも(北信州の道草図鑑さんのサイト→こちら

一夜で溶けなくなった栽培品が開発され

販売されてる事だし(楽天の通販サイト→こちら)。

メーカーさんお願い致します。

販売してくれたら是非買いますので(少なくとも一度はw)

どうかよろしくお願い申し上げますです。

(-人-) ナム〜

 

 

 

「食材シリーズ まとめ」→こちら

 

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村 花ブログ きのこへ人気blogランキングへ

| ハラタケ科 | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kinoko-nikki.hariko-manekiya.com/trackback/994049
トラックバック