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2019名古屋アミガサタケ事情

さて今年もアミガサタケの話。

前回の記事でツバキキンカクチャワンタケの事を

「春の訪れを告げるキノコ」と書いたが

食キノコの収穫マニアに取っては

アミガサタケこそが「春を訪れを告げるキノコ」と言える。

桜が咲く頃になるとそわそわしてしまう物だ。

 

で。今年もアミガサタケは生えて来てくれていた。

いや、本当に有り難い事だ(-人-) ナム〜

 

 

こちらはシロA。

近年、発生を徐々に減らしていたのだが

今年はそれなりに出てくれていた。

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今年はタイミングが良かったのかな。

有り難い有り難い。

 

 

こちらはシロB。

このシロは以前はかなり発生の多いシロだったのだが

焼却炉の撤去に伴って環境が変化した為か徐々に発生量を減らし

昨年は遂にゼロになってしまっていた。

だが、今年は少し発生してくれていた。

amgs2019B (2).JPG

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このまま回復してくれたら良いなぁ・・・・・・

 

 

こちらはシロC。

こちらもとても良く発生していたのだが

発生を見なくなってしまっていた場所。

それが5年振りに発生して居たのでびっくり!

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とても立派な物だった♪

 

この場所はシロCとは言え、以前収穫していた場所からは

20m程離れた地点。

なのでシロC´と言うべきか。

 

シロCは直撃は逃れた物の、周辺が一部造成された為に

環境が変化してしまっていた。

元の場所で多数収穫して居た時には

この場所では発生して居なかったのは当時何度も確認している。

だが、造成によって恐らく土中の水分の流れが変化したのだろう。

その為、この場所がアミガサ向きの環境になったのだと思われる。

今後、この場所がどう変化するのか、注視して行きたいと思う。

 

他にもかなり奇形していた物も幾つかあった。

amgs2019C (3).JPG

amgs2019C (4).JPG

変形し過ぎて何がどうなってるのか。

これは収穫せずに来年に期待。

頑張って胞子を撒いておくれ!

 

 

 

こちらはシロD。

こちらも発生が減少していた為に暫く観察のみて

収穫は控えていた場所。

それが今年は10本程発生してくれていた。

amgs2019D (1).JPG

amgs2019D (6).JPG

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なのでこちらも5年振りに収穫。

 

著しい変形や

amgs2019D (4).JPG

 

ヘタってたり、虫害を受けた物は収穫せず。

amgs2019D (3).JPG

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これも来年に向けて胞子を撒いて貰わねば。

 

 

 

こちらはシロE。

此処はとても安定的に発生していてくれる。

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いや、有り難いなぁ。

 

この場所でも曲がったのや

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ヘタってるのもあったが、これは収穫した。

amgs2019E (6).JPG

 

だが、鬱屈し過ぎて妙な事になってるコイツは収穫せず。

amgs2019E (3).JPG

来年に向けて胞子を撒いて貰いたいけど

こんなのばかりで生えて来たら嫌だなぁw

いや、当方の勝手な都合でしか無いのだけど。

 

 

 

こちらはシロF。

此処も段々に発生が減って来ていた場所なのだが

今年来て見てびっくり!

完全に造成されてしまっていた。

amgs2019F (3).JPG

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木は殆ど伐採され、砂交じりの土で埋め尽くされたいた。

大物個体を輩出していたシロF-aは完全に消失してしまった!

残念だなぁ・・・・・・

 

実はこの場所はスミレホコリタケの残骸が

大量にあった場所でもある(→こちら)。

スミレホコリタケの再大発生の夢も潰えてしまった。

嗚呼・・・・・・

 

一時はこの場所だけで50本近く収穫していたシロF-bも

造成の直撃は逃れた物の

そのシロの発生環境を形作っていたであろう桜の大樹の枝が

とても大胆に伐られていたので

環境もかなり変わってしまっただろうなぁ。

amgs2019F (2).JPG

その為か、今年は発生を確認出来無かった。

来年以降はどうなる事やら。

何とか踏ん張って欲しいけどなぁ。

 

 

今回登場しなかったシロG、シロH共に

様子を見に行ったのだがアミガサタケには出逢えず。

来年以降も観察は続ける予定。

 

 

 

そんなこんなの今年だったが

あちこちを駆けずり回り何とか50本程は確保成功。

amgs2019 (2).JPG

上出来上出来♪

 

その中から、網目の形状や柄の付き方等で

差異がある物を抜き出してみた。

amgs2019 (3).JPG

少なくとも5種類のアミガサタケが名古屋には混在しているのではと。

細かく調べればもっとあるのだろうけど。

 

 

こちらはシロEで収穫した物。

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このシロで採取出来る物は手頃な大きさで、網目も緻密で綺麗。

贈答品には最適♪

 

なので、それを使って今年もネグラマーロにお裾分け。

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他のお店には無い珍しい北イタリア料理が味わえるお店です。

名古屋へお越しの折には是非!

(食べログのページ→こちら

 

 

他の手頃な大きさの物は乾燥保存する事にして

残りの形の良く無い物、虫食い痕のある物等を使って料理を。

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普段は簡単にバターで炒めてパスタにする所だが

今年は一手間掛けてみる事に。

 

大量のオリーブオイルで炒め、牛乳を加える。

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それをフードプロセッサーでペーストに。

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それを生クリームで伸ばす。

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其処にパスタを投入。

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ソースが良く絡む様に、今回はフジッリで。

 

ブロッコリースプラウトをトッピングして映えさせるw

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(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー

ワインが進む♪

これぞ春の贅沢だなぁ・・・・・・

 

また来年もこんな風に楽しめたら良いなぁ。

各シロの今後に注視しなければ。

 

何よりもキノコヌシ様のご加護有らんことを。

 

(-人-) ナム〜

 



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| 子嚢菌類 | 00:06 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
すごく美味そうです
| よしむり | 2019/06/30 6:01 PM |

>>よしむりさん
有難う御座居ますー
当方もこの時の一度しか調理出来てませんので
今後も何とか体験してみたいです(^-^)
| まねき屋 | 2019/07/08 7:05 PM |
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