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今度はちゃんと

昨年、タンポタケモドキについての記事を書いた(→こちらこちら)。

当初はタンポタケモドキでは無くハナヤスリタケと思い込んで記事にし、

後に反省と言い訳を記事にしたのだ。

その時にハナヤスリタケと誤認するのではなく

 

 「これはタンポタケモドキだ!」と認識した上で採取したい

 

と書いた。

 

で、今年の初夏。

その場所を探索し、遭遇したのがこれ。

2019tnptkmdk1 (1).JPG

これはタンポタケモドキだ。

今度こそタンポタケモドキだ。

 

早速掘り出してみる。

2019tnptkmdk1 (2).JPG

2019tnptkmdk1 (3).JPG

立派なタンポタケモドキだ。

 

泥を落とすとこんな感じ。

2019tnptkmdk1 (5).JPG

 

子実体部分のアップ。

2019tnptkmdk1 (4).JPG

柄が絡み合う様な状態。

不思議な造形だ。

 

 

近くに別の個体が。

2019tnptkmdk2 (1).JPG

2019tnptkmdk2 (2).JPG

これもまた立派なタンポタケモドキ。

 

泥を落とすとこんな感じ。

2019tnptkmdk2 (4).JPG

2019tnptkmdk2 (5).JPG

 

 

裏を返すとツチダンゴ部分に大きな穴が。

2019tnptkmdk2 (3).JPG

掘り出した時に壊してしまった様子。

因みに1円玉は大きさの比較用。

 

その部分をアップに。
2019tnptkmdk2 (7).JPG

ツチダンゴの中身はこんな風になっているのだなぁ。

壊してしまったのは残念だが、これはこれで面白いw

 

 

更にこんな個体も。

2019tnptkmmdk3 (1).JPG

2019tnptkmmdk3 (2).JPG

これもまた立派なタンポタケモドキ。

 

泥を落とすとこんな感じ。

2019tnptkmmdk3 (3).JPG

子実体部分がまた更にゴチャゴチャしてる。

 

これもまたツチダンゴ部分に大きな欠損が。

2019tnptkmmdk3 (4).JPG

掘り出した時に割ってしまっていたよ・・・・・・

 

欠けた相方はこちら。

2019tnptkmmdk3 (6).JPG

 

合わせてみるとこんな感じ。

2019tnptkmmdk3 (5).JPG

2019tnptkmmdk3 (7).JPG

まぁ、これはこれで面白いか。

 

 

 

所で、撮影して居て

昨年のタンポタケモドキと微妙に違う点に気付いた。

こちらは昨年の物。

hnysrtk180930 (11).JPG

 

こちらは今年の物。

2019tnptkmdk1 (5).JPG

光の加減等で写り方が違ってしまっているが

それだけでは無い差異がある。

 

一つは柄の部分の色合い。

昨年の物はクリーニング後の撮影時には赤っぽくなっているのだが

hnysrtk180930 (7).JPG

 

今年の物はそうなっていない。

2019tnptkmdk1 (4).JPG

昨年もこれだったら

ハナヤスリタケと間違う事は無かったろうになぁ(かな?)。

 

因みに昨年の物は乾燥標本にしてあるのだが、

それがこちら。

2019tnptkmdk-2018.JPG

全体に色が薄くなっているのだが

特に柄の部分の赤みが抜けてしまっている。

となると、あの赤みがかったのは

一時的な現象だったのかなぁ。

混乱させてくれるよなぁ・・・・・・

 

 

それと、ツチダンゴ部分の状態。

昨年の物はツチダンゴの表皮が綺麗に現れているが

hnysrtk180930 (6).JPG

 

今年の物は植物のひげ根の様なものに覆われている為に

黒く見えている。

 

しかもそれはツチダンゴに強く貼り付いていて

中々剥がれなかった。

なので、無理に剥がすのを辞めた次第。

 

この違いは何なのだろうなぁ。

昨年のと今年のとで、発生場所も発生時期も同じなのだが

系統差か何かでこう言う差異があるのかなぁ。

良く判らない。

謎だ・・・・・・

 

 

それと、昨年掘り出していた時には気付かなかった事。

こちらの画像に写り込んでいるが

タンポタケモドキの周囲の苔の下には白い菌糸が見えている。

2019tnptkmdk1 (2).JPG

2019tnptkmdk-under (2).JPG

 

こちらはタンポタケモドキが無かった部分の苔の下。

2019tnptkmdk-no (1).JPG

特に白い物は見当たらない。

と言う事は、あの菌糸は矢張り

タンポタケモドキの物だったのだなぁ。

こんなにも周囲に菌糸を巡らせているとは思わなかった。

昨年は掘り出しに夢中になって其処まで気が回らなかったよw

 

 

それにしても昨年今年と、

この場所で遭遇したタンポタケモドキは子実体が派手だ。

図鑑や画像検索しても子実体は一本だったり

tnptkmdk-05.jpg

            (山渓カラ―名鑑 日本のきのこ』山と渓谷社刊より)

 

多い物でもこんな感じだが

tnptkmdk-06.jpg

                       (『冬虫夏草生態図鑑』誠文堂新光社刊より)

 

こんな状態の物は無かったよ。

2019tnptkmmdk3 (3).JPG

この場所で発生するタンポタケモドキは特に派手な様だ。

ここまで子実体をゴチャゴチャさせる理由は何なのだろう。

名古屋人は派手好きだと言うが徳川宗春時代からの伝統を

菌類も受け継いでしまっているのだろうかなぁ。

謎だw

 

 

所で今回、タンポタケモドキを

ちゃんと認識した上で遭遇出来たのが嬉しくて

その時にあった3体全てを掘り出してしまった。

そのお蔭で子実体がこんな色々な形なのを知る事が出来たのだが

掘り出したのはまぁ、其処までは良いとして

全て持ち帰る必要は無かったよなぁ。

一つくらいは現場に残しておくべきだったなぁ。

冷静さを欠いてしまっていた。

ちょっと反省。

この事によってこの場所のタンポタケモドキが

絶えてしまわない事を祈るのみ。

 

でも、今後も遭遇出来たとして

掘り出さず、持ち帰らずにいられる自信は無いなぁ・・・・・・

 

 


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