CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< ハナビラ色々 | main |

こちらはオニタケ。

林内地上に発生する世界的公布種との事。

2019ontk (1).jpg

東大阪時代は良く遭遇して居たが

名古屋ではたまにしかお目に掛かれない。

土壌の関係なのだろうなぁ。

 

「鬼茸」の名は傘表面のトゲトゲを鬼の角に見立てた物の由。

名前はイカツイが、実際には結構繊細なキノコ。

2019ontk (8).JPG

2019ontk (9).JPG

図鑑では傘径7〜10cmとあるが

当方が遭遇するのは5cm〜の物が多い様だ。

 

「鬼」と言う程大きくもないし、

傘裏のヒダはとても緻密で更にイカツク無い。

2019ontk (3).JPG

組織も柔らかく、柔和な感じ。

当方がこのキノコだったら「鬼」なんて名付けられて

ちょっと気恥ずかしくなってしまうかもなぁ。

 

トゲトゲの色合い、大きさ、配置は個体差が大きい様だ。

2019ontk (2).JPG

2019ontk (4).JPG

2019ontk (7).JPG

2019ontk (10).JPG

 

上掲画像で膜質のツバがハッキリ確認出来るが

幼菌の時にはそれとは別に蜘蛛の巣状のツバ?が見て取れる。

2019ontk (5).JPG

その点だけを見るとフウセンタケ科とかと間違えてしまいそうだが

オニタケはハラタケ科なので

市販のマッシュルームに近い仲間と言える。

 

こちらは成長中に乾燥した為か傘が大きくひび割れている。

2019ontk (6).JPG
花みたいでカワイイ♪

 

オニタケは一応食キノコとなっているが

食べでが無い事と、旨味が少ないとの事で

あまり利用されていない様だ。

当方も食べる気にはならず一度も収穫した事は無い。

 

 

こちらはシロオニタケ。

こちらも林内地上に発生するが、東アジアに分布する種類との事。

2019srontk (3).JPG

2019srontk (2).JPG

2019srontk (7).JPG

こちらも傘のトゲトゲを角に見立てた命名なのだろう。

シロオニタケは高さ30cm、

傘径が20cmを超える事もある堂々たる体躯なので

「鬼」の名に相応しいキノコと言えるかも知れない。

シロオニタケについては以前に記事にした事がある(→こちら)。

 

その時にも書いたが、シロオニタケは丈夫な膜質のツバが特徴。

2019srontk (5).JPG

 

傘の伸展と共に剥がれ、ヒダを露出させて行く。

2019srontk (1).JPG

 

こちらは殆ど剥がれた状態。

2019srontk (4).JPG

 

こちらは菌輪の一部なのだろうか。

2019srontk (6).JPG

当方の観た範囲ではあまり群生する事の無い種類の様に思う。

 

こちらは何故か竹の葉が傘を貫いてしまっている。

2019srontk (8).JPG

ヤクザな感じでちょっとカッコイイ(・∀・)♪

 

こちらは発生初期の幼菌。

2019srontk (9).JPG

雪ダルマみたいでカワイイ(^-^)♪

これが数日経つと高さ30cm傘径20cmとかになるのだもんなぁ。

 

因みにシロオニタケはオニタケと名前は良く似ているが

こちらはテングタケ科なので種として近い訳では無い。

傘の突起が目立つと言う共通点があるだけだ。

オニタケは可食のキノコとの事だが

シロオニタケは毒キノコ。

猛毒キノコの少なくないテングタケ科の

見るからに禍々しい感じのこのキノコを食べた人が居るのが凄いよなぁ。

 

 

こちらはシロオニタケモドキ。

2019srontkmdk (4).JPG

2019srontkmdk (2).JPG

2019srontkmdk (1).JPG

シロオニタケと良く似ているが

外見的な違いは全体に褐色がかっている事。

「黄ばんだシロオニタケ」と言った風情。

 

他の外見的特徴としては

シロオニタケのツバが剥落しやすいのに比べて

シロオニタケモドキのツバは永続性が高い、との事。

2019srontkmdk (3).JPG

剥落しないで柄に接続されたまま、との事だが

当方の画像ではそれの確認が出来無いのは残念。

 

シロオニタケとシロオニタケモドキの一番の外見的差異は

上記したようにその色合いだが

シロオニタケも古くなるとやや褐色を帯びる様になるし

真っ白なシロオニタケも撮影時の光の加減や露出の設定などで

黄ばんだり褐色を帯びて写る事もある。

どちらも似た環境に発生するのでその点もややこしい。

 

柄の形状がシロオニタケモドキの方が少しずんぐりとしてて

シロオニタケの方がスラッとしている、というのもあるが

それも個体差もあるしね。

 

各々、実物では結構はっきりと違いが判る事が多いが

画像だけでの判別は難しい場合があるだろう。

上掲画像でも、シロオニタケと言いながら

褐色がかって見える物もあるが

きっとシロオニタケで合っている筈・・・・・・

 

因みにシロオニタケモドキは食毒不明との事。

無毒だが食不適、との説も。

まぁ、当方は食べる気になれないけど。

 

今の所、当方の行動範囲・名古屋東部では

シロオニタケの発生がとても多く

ほぼ毎年、何度も遭遇して居るが

シロオニタケモドキは数える程しか遭遇出来ていない。

webで検索してもシロオニタケの方が情報量は圧倒的に多い。

勿論それがそのまま

両種の発生量の差を表している、と言う保証は無いのだが

取り敢えずは名古屋東部は

シロオニタケに取ってとても住みやすい環境の様だ。


 

と、そんな今年(2019年)、こんなキノコに遭遇。

2019hiirontk (2).JPG

遠目で見た時はシロオニタケだと思った。

だが全体に灰色っぽい。

 

シロオニタケモドキに様に黄ばんでいない。

2019hiirontk (3).JPG

個体差と言うにはあまりにも色合いの違いが大きい。

 

周辺にあった別の個体。

既に誰かに折られた後だった。

2019hiirontk (4).JPG

2019hiirontk (5).JPG

観察の為に採った、と言うより

単に遊びで蹴り倒しただけなのだろうなぁ。

 

こちらは並んで生えてる幼菌。

2019hiirontk (6).JPG

カワイイ(・∀・)♪

 

左側の一本を採取。

2019hiirontk (7).JPG

持ち帰って標本にしようかな。

 

こちらはミニミニな幼菌。

2019hiirontk (8).JPG

これは成熟しても大きくはならないのだろうなぁ。

 

灰色を帯びたシロオニタケ、となると

「ハイイロオニタケ」とでも言うべきか、と思って調べてみたら、

実際に「ハイイロオニタケ」と言う和名のキノコがあったので

多分それで良いのだろう。


この周辺は今迄シロオニタケは何度も生えて来ていた場所。

だが、今年はシロオニタケは生えて来ず

その代わりなのかハイイロオニタケに初遭遇。

今年の名古屋は雨が異常に少なかったのだが

それがシロオニタケに取っては具合が悪く

ハイイロオニタケに取っては具合が良かったのかなぁ。

来年以降どうなのか、是非とも観察したい物。

 

ハイイロオニタケは掲載されている図鑑も殆ど無く

web上の情報も少ない。

当然食毒不明。

当方も食べる気にはなれない。

 

それにしても「こんな外見ならこんな名前かなぁ」と想像した名前が

実際にそのキノコの和名として存在しているとなると

まるで自分が命名したみたいな気になって何となく嬉しい。

命名者からしたら「何勝手な事言うとんねん!」なのだろうけど。

 

 

しかし「鬼茸」があって「白鬼茸」があって、

更に「灰色鬼茸」があるのだから

折角なら「赤鬼茸」「青鬼茸」も欲しい所。

 

例えばこんな感じで「アカオニタケ」、

2019fake-ontk (1).jpg

 

「アオオニタケ」があるかもw

2019fake-ontk (2).jpg

これは当方が画像をいじって色を変えた物です。実際にこう言うキノコがある訳ではありません(多分)

 

この広い地球の事。

世界には当方の想像の及ばないキノコが沢山あるのだ。

だから世界の何処かには実際に

こんな「アカオニタケ」「アオオニタケ」があるかも知れないよなぁ。

「そんなん絶対ある訳無いやん(プ」と否定出来無い筈だよ。

「無い事の証明」は不可能だしね。

 

世界の何処かのまだ見ぬキノコにこんなのがあれば面白いのになぁ。

 

 

 


にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村 花ブログ きのこへ人気blogランキングへ

 

 

| 複数 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kinoko-nikki.hariko-manekiya.com/trackback/994058
トラックバック