今年は思わぬ社会状況で春を迎えた。
どんなに世情が不安でも、春になれば新芽が膨らみ花は咲く。
そして春はアミガサタケの季節だ。
と言う訳で今年も何時ものシロを探索した。
シロAは例年より出足が早かった感じ。
暖冬だった影響なのかなぁ。
一部には少し干乾びていた物も。
残念・・・・・・
と、出足は良かったのだが、その後は不発。
タイミングが合わなかったのか、誰かに先を越されたかは不明。
昨年、奇跡的に復活の兆しがあったシロB。
今年は一切発生が見られなかった。
矢張り昨年は奇跡でしか無かったのかなぁ。
20m程の発生スポットの移動が見られたシロC。
今年も移動先の場所にて発生確認。
有り難い事だ。
だが、タイミングが合わなかった様で
乾燥気味の個体が多かった。
また来年に向けて胞子を撒いていておくれ。
そして今回も妙に鬱屈した個体が。
殆ど地面にめり込んでしまっている。
去年も同じ様に、地面にめり込んでるのがあったよなぁ。
この個体の胞子から発生した物はこうなってしまうのだろうか。
これはひょっとして、地下生菌に進化している途中とか???
いや、まさかw
移動元の場所は肉眼的には藪も回復して
土壌の乾燥も以前より治まった様に見えるのだが
発生は確認出来無かった。
矢張り見た目では判らない、
何かが変わってしまったのだろうなぁ。
例年、多くの発生を見ているシロE。
今年も発生を確認。
だが、一番の発生スポットには周辺で伐採された枝が山積みに。
この下で人知れず発生して居るのかなぁ。
うーむ残念。
この枯れ枝が今後どのようにシロに影響を与えるのだろうか。
要経過観察だなぁ。
周辺の笹藪は切り払われてしまっていた。
笹藪の中も発生ポイントだったのだが
伐り払われた所為か、今年は発生を確認出来無かった。
来年はどうなるかなぁ。
昨年、環境が激変してしまったシロF。
此処はもう、回復出来無いだろうなぁ。
この桜の木が回復してシロの環境が整うには
少なくとも10年以上の面月が必要だろうなぁ。
その時まで当方が生きていられるかどうか・・・・・・(;´Д`)
その他のシロD、G、Hは一度しか見回りに行けず、
その時に発生の確認が出来無かったので今年は無し。
新たなシロの開発は今年も不発だった・・・・・・
それでも何だかんだで40本程度は収穫出来た。
例によってネグラマーロに貢ぎ物w
ブラック系のアミガサタケなので敷き紙を黒くしてみたw
イケメンシェフによる珍しい北イタリア料理が楽しめるネグラマーロ。
コロナ禍が治まったら皆様是非お越し下さい(^-^)
(食べログのページ→こちら)
すぐに使わない分は乾燥保存に。
虫食いのある物、形の良く無い物は
昨年の乾燥保存品と合わせて調理に。
細かく切って。
オリーブオイルで炒める。
生クリームと牛乳を加えて。
パスタに絡める。
映えを意識してブロッコリースプラウトをトッピング。
(゚д゚)ウマー
季節の楽しみだなぁ♪
来年の春も、こうやってアミガサタケを楽しみたい物だ。
当方もそうだが、皆様もどうぞご無事で。